不安であることの正しさについて
不安であることの正しさについて
村松恒平

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あの日から半年ですねえ…(´・_・`)

東京に居てたいした被害を受けてない、ていうか地震や津波に関しては被害のなかった僕らでも、心は被災してまして、むしろ目に見える被害がないことで中途半端に傷ついた感じ。

周りにはもうあまり気にしてないように見える人達もいるけど、感じていることはごまかせないし、未だに原発~放射能については不安は募るばかり。

この本はそんな事故直後から村松さんのblog「心が大事」に綴られた文章をまとめたものです。

「僕らの生命力は燃え続ける炎だ。物理的肉体的な生存条件だけでは十分に生きているとは言えない、それが人の存在だ。エネルギーが枯渇したら何度でもそのかけがえのない生命の炎のもとに帰らなければならない。」(本文より)

本当に大切なものはなんでしょうか。

「生命は分裂することも敗北することも倒錯することもない。何度でもそこに立ち返ると僕たちは基準を見失わない。」